【活用ガイド】

JVNDB-2006-002598

IBM DB2 におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

IBM DB2 には、DB2ENGN.DLL の sqle_db2ra_as_recvrequest 関数内で NULL ポインタデリファレンスが発生するため、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
本問題は、CVE-2006-4257 とは異なる問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • db2 universal database FixPak 14 未満の 8.1

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された SQLJRA パケットを介して、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-6638
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-6638
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載