【活用ガイド】

JVNDB-2006-002414

Microsoft Internet Explorer 7 における安全な Web サイトからのセキュリティの証明書が無効と見なされる脆弱性

概要

Microsoft Internet Explorer 7 には、以下の脆弱性が存在します。
(1) 安全な Web サイトからのセキュリティの証明書が無効と見なされる脆弱性
(2) "その Web サイトは存在しません" という報告を誘発される脆弱性
本脆弱性は、CVE-2006-5805 の変種の脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer 7

想定される影響

第三者により、以下の可能性があります。
(1) アンカーの識別子のターゲットサイトを持つ res://ieframe.dll/sslnavcancel.htm へのリンクを介して、サイトの URL がアドレスバーに表示されるが Internet Explorer に無効な証明書として通知され、安全な Web サイトからのセキュリティの証明書が無効と見なされる可能性
(2) res://ieframe.dll/http_410.htm へのリンクを介して、"その Web サイトは存在しません" と通知される可能性
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-5913
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-5913
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載