【活用ガイド】

JVNDB-2006-002405

l2tpns の cluster.c の cluster_process_heartbeat 関数におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

layer 2 tunneling protocol network server (l2tpns) の cluster.c の cluster_process_heartbeat 関数には、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Debian
  • Debian GNU/Linux 3.0 
l2tpns
  • l2tpns 2.1.21 未満

想定される影響

第三者により、過度に長い heartbeat パケットを介して、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian l2tpns
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-5873
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-5873
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載

公表日2006/12/08
登録日2012/09/25
最終更新日2012/09/25