【活用ガイド】

JVNDB-2006-002366

PHP における open_basedir 制限を回避される脆弱性

概要

PHP は、(1) chdir または (2) tempnam に関する処理に不備があるため、open_basedir 制限を回避される、および不特定のアクションを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


The PHP Group
  • PHP 5.2.0 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、open_basedir 制限を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The PHP Group
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-5706
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-5706
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載