【活用ガイド】

JVNDB-2006-002243

OpenSSH portable における有効なユーザ名を特定される脆弱性

概要

SUSE Linux およびその他のプラットフォーム上で稼動する OpenSSH portable は、特定の設定環境下で、有効なユーザ名を特定される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


OpenBSD
  • OpenSSH 4.1

想定される影響

第三者により、無効なユーザ名より有効なユーザ名に対する応答時間が長いという矛盾を介して、有効なユーザ名を特定される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

OpenBSD
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-5229
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-5229
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載