【活用ガイド】

JVNDB-2006-002139

Kaspersky Anti-Virus などの NDIS-TDI フッキングエンジンにおけるコードを実行される脆弱性

概要

Kaspersky Anti-Virus などの Kaspersky Anti-Virus、および Kaspersky Internet Security 製品用の (1) KLICK (KLICK.SYS) および (2) KLIN (KLIN.SYS) のデバイスドライバで使用される NDIS-TDI フッキングエンジンには、任意の SQL コマンドをコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


カスペルスキー
  • Kaspersky Anti-Virus 6.0.0.303
  • kaspersky anti-virus personal
  • kaspersky anti-virus personal pro
  • Kaspersky Internet Security

想定される影響

ローカルユーザにより、0x80052110 IOCTL 内の無効なアドレスを伴う巧妙に細工された lrp 構造を介して、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

カスペルスキー
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-4926
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-4926
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載