【活用ガイド】

JVNDB-2006-002053

Mozilla Firefox における任意の JavaScript を実行される脆弱性

概要

Mozilla Firefox には、任意のイントラネット Web サーバにおいてブラウザセッションのコンテキストにある任意の JavaScript を実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Mozilla Foundation
  • Mozilla Firefox 1.5.0.6

想定される影響

第三者により、自身がコントロール可能なドメイン名を持ち、自分ではアクセスできないが、ドメイン名のコントロールが可能な Web サーバ上にスクリプトをホスティングすることで、ブラウザに DNS の pin 機能を投下させる、およびスクリプトが稼動した後にドメイン名に対して新規 DNS クエリを実行される状態となり、任意のイントラネット Web サーバにおいてブラウザセッションのコンテキストにある任意の JavaScript を実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mozilla Foundation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-4561
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-4561
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載

公表日2006/09/05
登録日2012/09/25
最終更新日2012/09/25