【活用ガイド】

JVNDB-2006-002052

Windows XP SP2 上の Internet Explorer 6 における任意の JavaScript を実行される脆弱性

概要

Windows 上で稼動する Internet Explorer 6 には、任意のイントラネット Web サーバのブラウザセッションのコンテキストで任意の JavaScript を実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer 6

想定される影響

第三者により、攻撃者はアクセスできないがドメイン名のコントロールは可能なインターネット Web サーバ上で、スクリプトをホスティングされることで、ブラウザに強制的に DNS pinning させる、およびスクリプト稼動後にドメイン名に対して新規 DNS クエリを実行させ、任意のイントラネット Web サーバのブラウザセッションのコンテキストで任意の JavaScript を実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-4560
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-4560
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載