【活用ガイド】

JVNDB-2006-002040

Novell GroupWise の Messenger Agents におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Novell GroupWise の Messenger Agents (nmma.exe) には、"blowfish ルーチン内のサイズゼロの文字列" に関する不備があるため、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Novell
  • GroupWise Messenger 2.0.2 および 1.0.6

想定される影響

第三者により、val パラメータを伴う TCP ポート 8300 への巧妙に細工された HTTP POST リクエストを介して、NULL デリファレンスを誘発され、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Novell
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-4511
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-4511
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#796956
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載