【活用ガイド】

JVNDB-2006-002028

PHP の cURL 拡張ファイルにおける不正なアクションを実行される脆弱性

概要

PHP の (1) ext/curl/interface.c および (2) ext/curt/streams.c の cURL 拡張ファイルは、open_basedir または safe_mode が有効になっている際、CURLOPT_FOLLOWLOCATION オプションを許可する、および realpath キャッシュに関する処理に不備があるため、不正なアクションを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


The PHP Group
  • PHP 5.1.5 未満

想定される影響

攻撃者により、不正なアクションを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The PHP Group
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認証の欠如(CWE-862) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-4483
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-4483
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載