【活用ガイド】

JVNDB-2006-001959

Microsoft Internet Explorer 6.0 SP1 における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Microsoft Internet Explorer 6.0 SP1 には、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる、および任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer 6.0 SP1 およびその他のバージョン

想定される影響

第三者により、以下を含む COM オブジェクトを ActiveX コントロールとしてインスタンス化されることで、メモリ破損を誘発され、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる、および任意のコードを実行される可能性があります。
(1) imskdic.dll (Microsoft IME)
(2) chtskdic.dll (Microsoft IME)
(3) msoe.dll (Outlook)
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-4193
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-4193
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載