【活用ガイド】

JVNDB-2006-001891

IBM IDS におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

IBM Informix Dynamic Server (IDS) には、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
(product defect IDs 171649, 171367, 171387, 171391, 171906, 172179)
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • informix dynamic database server 9.40.TC6 未満および 10.00.TC3 未満の 10.00

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、以下を介して、任意のコードを実行される可能性があります。
(1) _sq_remview、_sq_remproc、_sq_remperms、_sq_distfetch、および _sq_dcatalog で使用される getname 関数
(2) SET DEBUG FILE 関数
(3) IFX_FILE_TO_FILE 関数
(4) FILETOCLOB 関数
(5) LOTOFILE 関数
(6) DBINFO 関数
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-3857
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-3857
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載

公表日2006/07/31
登録日2012/09/25
最終更新日2012/09/25