【活用ガイド】

JVNDB-2006-001292

Cisco IPS におけるトラフィックインスペクションを回避される脆弱性

概要

Cisco IPS には、インラインモードまたはプロミスキャスモードで稼動している際、トラフィックインスペクションを回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Intrusion Prevention System ソフトウェア 5.0(6p2) 未満の 5.0 および 5.1(2) 未満の 5.1

想定される影響

第三者により、"断片化された IP パケットの巧妙に細工されたシーケンス" を介して、トラフィックインスペクションを回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-4911
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-4911
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#658884
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載