【活用ガイド】

JVNDB-2006-001126

Asterisk におけるファイルを上書きされる脆弱性

概要

Asterisk は、Record 関数のファイル名を決定するクライアント制御の変数の使用を支援するため、以下の脆弱性が存在します。
(1) コードを実行される脆弱性
(2) ファイルを上書きされる脆弱性
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Digium
  • Asterisk 1.2.10

想定される影響

第三者により、以下の影響を受ける可能性があります。
(1) フォーマットストリング指定子を介して、コードを実行される可能性
(2) ディレクトリトラバーサルを介して、ファイルを上書きされる可能性
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Digium
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-4346
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-4346
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載