【活用ガイド】

JVNDB-2006-000989

heartbeat の heartbeat.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

heartbeat の heartbeat.c には、共有メモリの shmget の呼び出しが安全でないパーミッションのため、サービス運用妨害 (DoS) 脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


High Availability Linux Project
  • Heartbeat 2.0.7
  • Heartbeat 1.2.5
サイバートラスト株式会社
  • Asianux Server 3 (x86) 32bit
  • Asianux Server 3 (x86-64) 64bit
  • Asianux Server 4.0 
  • Asianux Server 4.0 (x86-64) 

想定される影響

悪意のあるローカルユーザにより、サービス運用妨害状態 (DoS) にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

High Availability Linux Project サイバートラスト株式会社
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-3815
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-3815
  2. Secunia Advisory : SA21162
  3. SecurityFocus : 19186
  4. SecurityTracker : 1016602
  5. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2006-2994
更新履歴

  • [2008年09月01日]
      掲載
    [2008年12月04日]
      影響を受けるシステム:ミラクル・リナックス (1365) の情報を追加
      ベンダ情報:ミラクル・リナックス (1365) を追加