【活用ガイド】

JVNDB-2006-000982

PHP の recursive() 関数に関するサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

PHP には、recursive() 関数の処理に不備があるために、サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


The PHP Group
  • PHP 4.4.3 未満のバージョン
  • PHP 5.2.0 未満のバージョン

想定される影響

悪意のあるローカルユーザによって PHP をクラッシュさせられる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The PHP Group
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-1549
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-1549
  2. ISS X-Force Database : 25704
  3. SecurityTracker : 1015880
  4. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2006-1290
  5. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 24485
更新履歴

  • [2008年01月18日]
      掲載