【活用ガイド】

JVNDB-2006-000962

PHP の imap_body() 関数における safe_mode/open_basedir 制限回避の脆弱性

概要

PHP の imap_body() 関数には、safemode および open_basedir のチェックを適切に行わない問題があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


The PHP Group
  • PHP 4.4.3 およびそれ以前
  • PHP 5.1.4 およびそれ以前

想定される影響

safe_mode および open_basedir による制限を回避して不正にアクセスされしまい、その結果、ファイルやディレクトリの内容を閲覧される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The PHP Group
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-7204
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-7204
  2. Secunia Advisory : SA21546
  3. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 28005
更新履歴

  • [2007年06月06日]
      掲載