【活用ガイド】

JVNDB-2006-000956

BlueZ の hidd におけるデバイス接続時の不適切な処理による脆弱性

概要

BlueZ (bluez-utils) の Bluetooth HID デーモン (hidd) に不備が存在するため、他のデバイスから送信されたキーボードやマウスのイベントを認証なしで処理してしまう問題があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


BlueZ Project
  • BlueZ 2.25 未満のバージョン
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (ws) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 4.0 

想定される影響

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています (BlueZ 2.25 以降で解消)。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

BlueZ Project レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 環境設定(CWE-16) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-6899
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-6899
  2. Secunia Advisory : SA23747
  3. SecurityFocus : 22076
  4. SecurityTracker : 1018035
  5. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2006-0200
更新履歴

  • [2007年05月31日]
      掲載

公表日2006/12/31
登録日2007/05/31
最終更新日2007/05/31