【活用ガイド】

JVNDB-2006-000848

Sun Java Runtime Environment における不正なアプレットによる情報漏洩の脆弱性

概要

Sun Java Runtime Environment (JRE) には、信頼できないアプレットに対して他のアプレット内のデータアクセスを許してしまう脆弱性が存在します。

なお、この脆弱性はベンダ情報で "The first issue." とされているものです。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • JDK 5.0 Update 5 およびそれ以前
  • JRE 1.3.1_18 およびそれ以前
  • JRE 1.4.2_10 およびそれ以前
  • JRE 5.0 Update 5 およびそれ以前
  • SDK 1.3.1_18 およびそれ以前
  • SDK 1.4.2_10 およびそれ以前
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux Extras 3 extras 
  • Red Hat Enterprise Linux Extras 4 extras 
  • Red Hat Enterprise Linux 2.1 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 2.1 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 2.1 (ws) 

想定される影響

信頼できないアプレットにより、重要な情報を取得されてしまう可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ
  • Sun Alert Notification : 102732
レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-6737
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-6737
  2. Secunia Advisory : SA23398
  3. SecurityFocus : 21674
  4. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2006-5075
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載