【活用ガイド】

JVNDB-2006-000827

Microsoft Windows のリモートインストールサービス (RIS) における脆弱性

概要

Microsoft Windows の リモート インストール サービス (RIS) により利用される TFTP サービスには、匿名ユーザによるインストールファイルの上書きやファイルのアップロードを許してしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows 2000

想定される影響

改ざんされたオペレーティングシステムが RIS によりインストールされてしまい、結果として任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS06-077
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS06-077
  • 絵でみるセキュリティ情報 : MS06-077e
富士通
  • 富士通 公開脆弱性情報 : TA06-346A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-5584
参考情報

  1. JVN : JVNTA06-346A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA06-346A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-5584
  4. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2006-0020
  5. 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて
  6. US-CERT Cyber Security Alerts : SA06-346A
  7. US-CERT Vulnerability Note : VU#238064
  8. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA06-346A
  9. Secunia Advisory : SA23312
  10. SecurityFocus : 21495
  11. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2006-4970
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載