【活用ガイド】

JVNDB-2006-000801

ProFTPD の mod_tls モジュールにおけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

ProFTPD の mod_tls モジュールに含まれる tls_x509_name_oneline () 関数には過度に長いデータが送信された場合に、バッファオーバーフローが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ProFTPD Project
  • ProFTPD 1.3.1 未満のバージョン
サイバートラスト株式会社
  • Asianux Server 2.0 Standard Edition
  • Asianux Server 2.1 Standard Edition

想定される影響

ProFTPD で mod_tls モジュールを有効にして動作している場合、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ProFTPD Project サイバートラスト株式会社
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-6170
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-6170
  2. Secunia Advisory : SA23141
  3. SecurityFocus : 21326
  4. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2006-4745
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載
    [2007年10月17日]
      影響を受けるシステム: ProFTPD Project を更新しました。
      ベンダ情報: ProFTPD Project の情報を追加しました。
      ・1.3.1
      ・1.3.1 Release Notes

公表日2006/11/28
登録日2007/04/01
最終更新日2007/10/17