【活用ガイド】

JVNDB-2006-000775

Microsoft Windows の Workstation サービスにおけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Microsoft Windows の Workstation サービスが使用する wkssvc.dll には、NetpManageIPCConnect 関数においてホスト名を適切にチェックしていないため、バッファオーバーフローが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows 2000
  • Microsoft Windows XP sp3 

想定される影響

影響を受けるコンピュータが完全に制御される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Advisory : 928604
  • Microsoft Security Bulletin : MS06-070
  • マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ : 928604
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS06-070
  • 絵でみるセキュリティ情報 : MS06-070e
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-4691
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-4691
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#778036
  3. Secunia Advisory : SA22883
  4. SecurityFocus : 20985
  5. X-Force Security Alerts and Advisories : 240
  6. SecurityTracker : 1017221
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2006/11/14
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01