【活用ガイド】

JVNDB-2006-000756

Microsoft XML コアサービスにおける XMLHTTP ActiveX コントロールの脆弱性

概要

Microsoft XML コアサービスの XMLHTTP ActiveX コントロールには、不正なデータが送信された場合に、メモリ領域が破壊される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.6 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft XML コアサービス 4.0
  • Microsoft XML コアサービス 6.0

想定される影響

第三者が細工したウェブページや HTML 形式のメールなどを閲覧することにより、ユーザの権限で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Advisory : 927892
  • Microsoft Security Bulletin : MS06-071
  • マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ : 927892
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS06-071
  • 絵でみるセキュリティ情報 : MS06-071e
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-5745
参考情報

  1. JVN : JVNVU#585137
  2. JVN : JVNTA06-318A
  3. JVN Status Tracking Notes : TRVU#585137
  4. JVN Status Tracking Notes : TRTA06-318A
  5. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-5745
  6. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2006-0019
  7. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2006-0018
  8. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2007-0016
  9. 警察庁 @police : マイクロソフト社の Microsoft XML コアサービスの脆弱性について
  10. 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて
  11. US-CERT Cyber Security Alerts : SA06-318A
  12. US-CERT Vulnerability Note : VU#585137
  13. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA06-318A
  14. Secunia Advisory : SA22687
  15. SecurityFocus : 20915
  16. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2006-4334
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載