【活用ガイド】

JVNDB-2006-000722

IBM Lotus Notes のデフォルトにおけるディレクトリパーミッションの脆弱性

概要

Microsoft Windows プラットフォーム上の IBM Lotus Notes におけるデフォルトのアクセス権の設定不備により、"Everyone" グループにフルコントロールのアクセスを許可してしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Notes 6.5.5 およびそれ以前
  • IBM Notes 7.0.1 およびそれ以前

想定される影響

不適切に権限が与えられたディレクトリに対してファイルの読み取り、追加、削除、改ざんなどが実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-2454
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-2454
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#383092
  3. Secunia Advisory : SA19537
  4. SecurityFocus : 20612
  5. Secunia Research : 18/10/2006
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2006/10/17
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01