【活用ガイド】

JVNDB-2006-000702

Sun Solaris の tcp_fuse_rcv_drain() 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Sun Solaris の tcp_fuse_rcv_drain() 関数には、TCP のループバックコネクションの処理に不備が存在するため、NULL ポインタデリファレンスが発生し、システムパニックが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • Sun Solaris 10 (sparc) 
  • Sun Solaris 10 (x86) 

想定される影響

システムがサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参考に適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ
  • Sun Alert Notification : 102667
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-5396
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-5396
  2. Secunia Advisory : SA22453
  3. SecurityFocus : 20587
  4. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2006-4080
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2006/10/17
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01