【活用ガイド】

JVNDB-2006-000700

Oracle Database の XMLDB コンポーネントに SQL インジェクションの脆弱性

概要

Oracle Database の XMLDB コンポーネントに脆弱性が存在します。(DB01)
この脆弱性の詳細は不明ですが、信頼できる第三の機関からの報告によると、ENABLE_HIERARCHY_INTERNAL プロシージャにおいて SQL インジェクションの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


オラクル
  • Oracle Database 9.2.0.6
  • Oracle Database 10.1.0.4

想定される影響

任意の SQL クエリを実行され、データベース内のデータの閲覧や改ざんを行われてしまう可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参考に適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-5332
参考情報

  1. JVN : JVNTA06-291A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA06-291A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-5332
  4. US-CERT Vulnerability Note : VU#717140
  5. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA06-291A
  6. Secunia Advisory : SA22396
  7. SecurityFocus : 20588
  8. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2006-4065
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載