【活用ガイド】

JVNDB-2006-000691

Microsoft Windows の Server サービスにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Microsoft Windows の Server サービスには、SMB の名前の変更に関する SMB リクエストに対する妥当性の確認が不適切である脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows 2000
  • Microsoft Windows Server 2003
  • Microsoft Windows Server 2003 (itanium) 
  • Microsoft Windows Server 2003 (x64) 
  • Microsoft Windows XP sp3 
  • Microsoft Windows XP (x64) 

想定される影響

Server サービスがサービス運用妨害 (DoS) 状態となる、あるいは任意のコードが実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参考に適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS06-063
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS06-063
  • 絵でみるセキュリティ情報 : MS06-063e
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-4696
参考情報

  1. JVN : JVNTA06-283A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA06-283A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-4696
  4. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2006-0017
  5. US-CERT Cyber Security Alerts : SA06-283A
  6. US-CERT Vulnerability Note : VU#820628
  7. IPA 緊急対策情報 : 20061011-ms06-063
  8. Secunia Advisory : SA21276
  9. SecurityFocus : 20373
  10. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2006-3982
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載