【活用ガイド】

JVNDB-2006-000572

Cisco IOS のDOCSIS に未対応なプラットフォームにおける不正な制御が行われる脆弱性

概要

Cisco IOS には、デバイスが DOCSIS をサポートすると誤って識別されるために、IOS にハードコードされている読み書き可能なコミュニティストリング "cable-docsis" が意図せず有効となってしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 12.2 
  • Cisco IOS 12.3 
  • Cisco IOS 12.4 

想定される影響

MIB データが不正に変更され、結果としてデバイスを制御される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-4950
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-4950
  2. SecurityFocus : 20125
  3. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2006-3722
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載