【活用ガイド】

JVNDB-2006-000518

Cisco PIX Firewall のコンフィグレーションの処理における認証を回避される脆弱性

概要

Cisco PIX Firewall には、コンフィグレーションの処理に不備が存在するため、ソフトウェアがクラッシュする、あるいは複数のユーザが並行してコンフィグレーションを変更した場合に、スタートアップコンフィグレーションに保存されているパスワードがユーザの意図しない特定の値に変更されてしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco PIX/ASA 7.0  
  • Cisco PIX/ASA 7.1  

想定される影響

変更されたパスワードを用いて標的デバイスに不正にアクセスされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-4312
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-4312
  2. SecurityFocus : 19681
  3. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2006-3367
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載