【活用ガイド】

JVNDB-2006-000512

Linux Kernel の PerfMonCTL におけるサービス運用妨害(DoS)の脆弱性

概要

Linux Kernel の perfmon をサポートしている Itanium (IA-64) システムにおいて、sys_perfmonctl() 関数内でファイルディスクリプタの参照カウンタが適切に処理されずに、全てのファイルディスクリプタを消費してしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (ws) 

想定される影響

システムがサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-3741
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-3741
  2. Secunia Advisory : SA22292
  3. SecurityFocus : 20361
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載