JVNDB-2006-000485
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Microsoft Internet Explorer におけるウィンドウの位置情報が漏洩する脆弱性
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本脆弱性情報は、同時期に公開された複数の脆弱性について、まとめて解説したものです。タイトル以外の他の脆弱性情報の内容が含まれていますので予めご了承ください。
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Microsoft Internet Explorer (IE) には、以下の複数のセキュリティ上の問題が存在します。
・リダイレクト処理をした際のスクリプトの発行元の解釈に不備が存在するため、クロスドメインセキュリティモデルによる制限が適用されない問題 (CVE-2006-3639)
・ナビゲーション機能のスクリプト処理に不備が存在し、特定のスクリプトがページを移動しても存続してしまう問題 (CVE-2006-3640)
リモートの攻撃者に悪用された場合、本来とは異なるドメインまたは IE のセキュリティゾーンでスクリプトが実行され、結果として重要な情報を取得される、さらには IE を実行するユーザの権限で任意のコードが実行される可能性があります。
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CVSS v2 による深刻度 基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 部分的
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): なし
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マイクロソフト
- Microsoft Windows Server 2003
- Microsoft Windows Server 2003 (itanium)
- Microsoft Windows Server 2003 (x64)
- Microsoft Windows XP sp3
- Microsoft Windows XP (x64)
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本脆弱性に伴う影響については、「概要」をご参照ください。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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マイクロソフト
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- その他(CWE-Other) [NVD評価]
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- CVE-2006-3640
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-3640
- SecurityFocus : 19339
- FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2006-3212
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