【活用ガイド】

JVNDB-2006-000439

Sun Solaris の sysinfo() 関数におけるカーネルメモリ情報を取得される脆弱性

概要

Sun Solaris に実装されている /usr/src/uts/common/syscall/systeminfo.c の sysinfo() 関数には、count パラメータに対する妥当性が不適切であるため、count パラメータとして 0 が引き渡された場合、整数オーバーフローが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • Sun Solaris 10 (sparc) 
  • Sun Solaris 10 (x86) 

想定される影響

カーネルメモリ内の情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ
  • Sun Alert Notification : 102343
  • Sun Alert Notification 日本語版 : 102343
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-3824
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-3824
  2. SecurityFocus : 19104
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載