【活用ガイド】

JVNDB-2006-000411

Oracle Database の DBMS_EXPORT_EXTENSION パッケージにおける SQL インジェクションの脆弱性

概要

Oracle Database には、DBMS_EXPORT_EXTENSION パッケージの GET_DOMAIN_INDEX_METADATA 関数の呼び出しにより、任意の SQL クエリを実行される脆弱性が存在します。

なお、信頼のある第三の機関により、この脆弱性自体は本質的に "SQL インジェクションの脆弱性" ではなく、CVE-2006-1870 とは異なる問題であると主張されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


オラクル
  • Oracle Database 10g Release 2

想定される影響

不安全な特権付与により、SQL インジェクション攻撃を助長する要因となり、結果として SQL インジェクション攻撃が引き起こされる可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-2081
参考情報

  1. JVN : JVNTA06-200A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA06-200A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-2081
  4. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA06-200A
  5. SecurityFocus : 17699
  6. SecurityFocus : 19054
  7. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2006-2863
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載