JVNDB-2006-000284
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BEA WebLogic Server における JSP ページのソースコードが漏洩する脆弱性
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本脆弱性情報は、同時期に公開された複数の脆弱性について、まとめて解説したものです。タイトル以外の他の脆弱性情報の内容が含まれていますので予めご了承ください。
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BEA WebLogic Server には、以下の複数のセキュリティ上の問題が存在します。
1) WebLogic Server を管理するためのブラウザベースインタフェースである Administration Console において、ログインページの入力フォームに、ドメイン名が表示されてしまう問題が存在します。(BEA06-128.00)
リモートの攻撃者に悪用された場合、不正にドメイン名を取得されてしまう可能性があります。
2) JSP ページのコンパイルエラーが生じる特定の状況下において、コンパイル前の JSP ファイルおよび .jsp ではないファイルのソースコードがブラウザに表示されてしまう問題が存在します。(BEA06-130.00)
リモートの攻撃者に悪用された場合、表示されたソースコードより重要な情報が取得されてしまう可能性があります。
3) Java Transaction API (JTA) を使用している場合、トランザクションにおける通信において重要なシステムデータが暗号化されずに送信されてしまう問題が存在します。(BEA06-133.00)
リモートの攻撃者に悪用された場合、重要なデータを不正に取得されてしまう可能性があります。
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CVSS v2 による深刻度 基本値: 2.6 (注意) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 高
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 部分的
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): なし
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BEAシステムズ
- BEA WebLogic Server 8.1 SP4 およびそれ以前
- BEA WebLogic Server 7.0 SP6 およびそれ以前
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本脆弱性に伴う影響については、「概要」をご参照ください。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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BEAシステムズ
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- その他(CWE-Other) [NVD評価]
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- CVE-2006-2466
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-2466
- SecurityFocus : 17982
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