【活用ガイド】

JVNDB-2006-000250

SquirrelMail の webmail.php における右フレームに任意の Web ページを挿入される脆弱性

概要

SquirrelMail には webmail.php の right_frame パラメータのサニタイズ処理が不適切であるため、右フレームのコンテンツを任意のホスト上のコンテンツで偽装可能である脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


SquirrelMail Project
  • SquirrelMail 1.4.5 およびそれ以前
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 3 (ws) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (ws) 

想定される影響

リモートの攻撃者に悪用された場合、任意のスクリプトが実行され Cookie を取得される、あるいは偽装されたコンテンツにメール内容などが送信されてしまう可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

SquirrelMail Project レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-0188
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-0188
  2. Secunia Advisory : SA18985
  3. SecurityFocus : 16756
  4. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2006-0689
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載

公表日2006/05/01
登録日2007/04/01
最終更新日2007/04/01