JVNDB-2006-000245
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Microsoft Outlook Express の MHTML プロトコルハンドラにおけるドメイン制限を回避可能な問題
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Microsoft Outlook Express の MHTML プロトコルハンドラには、Internet Explorer でアクセスした Web サイトにおいて、MHTML URL を用いたリダイレクト処理が行われた場合に、クロスドメインセキュリティモデルによる制限が適用されない問題が存在します。
この問題は Internet Explorer で MHTML の処理に使用している Outlook Express のコンポーネントに原因があり、修正は Outlook Express で行われています。
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CVSS v2 による深刻度 基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 中
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 部分的
- 完全性への影響(I): 部分的
- 可用性への影響(A): なし
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マイクロソフト
- Microsoft Outlook Express 6
- Microsoft Windows メール
- Microsoft Windows Server 2003
- Microsoft Windows Server 2003 (itanium)
- Microsoft Windows Server 2003 (x64)
- Microsoft Windows Vista
- Microsoft Windows Vista (x64)
- Microsoft Windows XP sp3
- Microsoft Windows XP (x64)
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第三者の作成した Web ページを参照することで、Internet Explorer の別のセキュリティゾーンまたは Internet Explorer のドメインからデータが読み取られる可能性があります。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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マイクロソフト
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- 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
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- CVE-2006-2111
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- JVN : JVNTA07-163A
- JVN Status Tracking Notes : TRTA07-163A
- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-2111
- JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2007-0014
- 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて
- US-CERT Cyber Security Alerts : SA07-163A
- US-CERT Vulnerability Note : VU#783761
- US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA07-163A
- Secunia Advisory : SA19738
- SecurityFocus : 17717
- FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2006-1558
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- [2007年04月01日]
掲載
[2007年06月19日]
タイトル、概要、想定される影響、対策を更新しました。
影響を受けるシステムを更新しました。
ベンダ情報: マイクロソフトの情報を追加しました。
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