【活用ガイド】

JVNDB-2006-000212

Oracle Database における複数の脆弱性 (DB01,DB10)

概要

Oracle Database には、Advanced Replication コンポーネント (DB01) および Oracle Spatial コンポーネント (DB10) に関連する複数の脆弱性が存在します。
この脆弱性の詳細は不明です。

信頼のある第三の機関の情報によると、DB10 については SDO_CATALOG パッケージの INSERT_CATALOG, UPDATE_CATALOG, DELETE_CATALOG 関数における SQL インジェクションの脆弱性であると報告されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


オラクル
  • Oracle Database 10.1.0.5
  • Oracle Database 8.1.7.4
  • Oracle Database 9.0.1.5
  • Oracle Database 9.2.0.7

想定される影響

この脆弱性による影響は不明ですが、US-CERT Vulnerability Note VU#139049 の情報によると、任意の SQL クエリを実行され、結果としてデータベース内容の改ざんやデータの盗難などが行なわれる可能性があると報告されています。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-1866
参考情報

  1. JVN : JVNTA06-109A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA06-109A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-1866
  4. US-CERT Vulnerability Note : VU#139049
  5. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA06-109A
  6. SecurityFocus : 17590
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載