【活用ガイド】

JVNDB-2006-000178

Microsoft Internet Explorer におけるアドレスバーを偽装される脆弱性

概要

Microsoft Internet Explorer には、アドレスバーおよび信頼されるユーザインタフェースの一部の内容を信頼されたサイトにナビゲートした後も、ウィンドウ内に以前のコンテンツがそのまま表示されてしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer 5.01
  • Microsoft Internet Explorer 6
  • Microsoft Internet Explorer 6 for Windows XP
  • Microsoft Internet Explorer 6 for Windows XP Professional x64 Edition
  • Microsoft Internet Explorer 6 for Windows Server 2003
  • Microsoft Internet Explorer 6 for Windows Server 2003 for Itanium-based Systems
  • Microsoft Internet Explorer 6 for Windows Server 2003 x64 Edition

想定される影響

悪意あるサイトの URL を信頼できるサイトの URL に偽装するなど、フィッシングに利用される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS06-013
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS06-013
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-1192
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-1192
  2. Secunia Advisory : SA18957
  3. SecurityFocus : 17460
  4. X-Force Security Alerts and Advisories : 217
  5. X-Force Security Alerts and Advisories : 220
  6. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2006-1318
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載