【活用ガイド】

JVNDB-2006-000073

Microsoft Internet Explorer における Kill Bit を回避される脆弱性

概要

Microsoft Internet Explorer には、Kill Bit により ActiveX コントロールの動作を無効に設定しているにもかかわらず、チェックが回避され本来実行されないはずの ActiveX コントロールを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer 5.01
  • Microsoft Internet Explorer 6
  • Microsoft Internet Explorer 6 for Windows XP
  • Microsoft Internet Explorer 6 for Windows XP Professional x64 Edition
  • Microsoft Internet Explorer 6 for Windows Server 2003
  • Microsoft Internet Explorer 6 for Windows Server 2003 for Itanium-based Systems
  • Microsoft Internet Explorer 6 for Windows Server 2003 x64 Edition

想定される影響

不正な ActiveX コントロールを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS05-054
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS05-054
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-0057
参考情報

  1. JVN : JVNVU#998297
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-0057
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#998297
  4. SecurityFocus : 16409
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載