【活用ガイド】

JVNDB-2006-000070

Oracle PL/SQL におけるアクセス制限回避の脆弱性 (PLSQL01)

概要

Oracle 製品の mod_plsql (ModPL/SQL for Apache) には、特定の文字を含むパッケージ名がリクエストされた場合に、排除リストとのマッチングによるブロックが回避され、本来アクセスが許可されていないパッケージやプロシージャにアクセスされてしまう脆弱性 (PLSQL01) が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


オラクル
  • Oracle Application Server 9.0.4.2 およびそれ以前
  • Oracle Application Server 10.1.2.0.2 およびそれ以前
  • Oracle Application Server 10.1.2.1.0
  • Oracle Application Server 10.1.3.0.0
  • Oracle Collaboration Suite 11.5.1
  • Oracle Database 9.2.0.7 およびそれ以前
  • Oracle Database 10.1.0.5 およびそれ以前
  • Oracle E-Business Suite 11.5.1
  • Oracle HTTP Server

想定される影響

第三者が細工した HTTP リクエストを Web サーバに送りつけることで、バックエンドで動作するデータベースを不正に操作されてしまう可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-0435
参考情報

  1. JVN : JVNTA06-109A
  2. JVN : JVNVU#169164
  3. JVN Status Tracking Notes : TRTA06-109A
  4. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-0435
  5. US-CERT Vulnerability Note : VU#169164
  6. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA06-109A
  7. Secunia Advisory : SA18621
  8. SecurityFocus : 17590
  9. SecurityFocus : 16384
  10. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2006-0338
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載