JVNDB-2006-000010
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Sun Solaris の uustat コマンドにおけるバッファオーバーフローの脆弱性
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本脆弱性情報は、同時期に公開された複数の脆弱性について、まとめて解説したものです。タイトル以外の他の脆弱性情報の内容が含まれていますので予めご了承ください。
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uucp(1C) は一定間隔、またはユーザの要求に応じて、電話回線を使って遠隔地にあるシステム間でファイルをコピーするためのコマンドです。Uustat(1C) は uucp システムに関する様々な情報を表示するためのコマンドで、setuid uucp ビットが付与されています。
Sun Solaris に同梱される uucp(1C)、uustat(1C) コマンドにはバッファオーバーフローが発生する問題が存在します。
ローカルの攻撃者に悪用された場合、uucp ユーザの権限で任意のコマンドを実行される可能性があります。
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CVSS v2 による深刻度 基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 全面的
- 完全性への影響(I): 全面的
- 可用性への影響(A): 全面的
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サン・マイクロシステムズ
- Sun Solaris 8 (x86)
- Sun Solaris 9 (sparc)
- Sun Solaris 9 (x86)
- Sun Solaris 8 (sparc)
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本脆弱性に伴う影響については、「概要」をご参照ください。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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サン・マイクロシステムズ
- Sun Alert Notification : 101933
- Sun Alert Notification 日本語版 : 101933
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- その他(CWE-Other) [NVD評価]
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- CVE-2004-0780
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-0780
- SecurityFocus : 16193
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