【活用ガイド】

JVNDB-2005-000896

GConf の gconfd におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

GConf の GConf daemon (gconfd) には、GCONF_GLOBAL_LOCKS が設定されていてもユーザ名ベースにしたディレクトリ名の配下にテンポラリファイルを作成するため、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.9 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


GNOME Project
  • gconf 2.14.0

想定される影響

ローカルユーザにより、前もってディレクトリを作成されることで、その他のユーザが Gnome を使うことから阻止され、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GNOME Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-6698
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-6698
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載