【活用ガイド】

JVNDB-2005-000889

ncpfs の ncplogin および ncpmap におけるオプション処理に関する権限昇格の脆弱性

概要

ncpfs の nwclient.c に実装されている ncplogin および ncpmap には、-T オプションの処理に不備があるため、権限昇格の脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


サイバートラスト株式会社
  • Asianux Server 4.0 
  • Asianux Server 4.0 (x86-64) 

想定される影響

悪意あるローカルユーザにより、長大な -T オプションを使用されることにより特権を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サイバートラスト株式会社
  • MIRACLE LINUX アップデート情報 : 1341
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-1079
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-1079
  2. SecurityFocus : 11945
  3. ISS X-Force Database : 18283
更新履歴

  • [2008年11月19日]
      掲載