【活用ガイド】

JVNDB-2005-000873

W3C Libwww の HTBoundary_put_block() 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

W3C Libwww (w3c-libwww) の HTBound.c における HTBoundary_put_block() 関数には、不正な multipart/byteranges タイプの MIMIE メッセージを処理した際に、セグメンテーション違反が発生する問題があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


W3C
  • Libwww
サイバートラスト株式会社
  • Asianux Server 4.0 
  • Asianux Server 4.0 (x86-64) 
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (ws) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 4.0 

想定される影響

第三者によって巧妙に細工された multipart/byteranges タイプの MIME メッセージを処理した際に、W3C libwww を使用するアプリケーションがサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

W3C
  • Libwww - the W3C Protocol Library : Tope Page
サイバートラスト株式会社 レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-3183
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-3183
  2. Secunia Advisory : SA17119
  3. SecurityFocus : 15035
  4. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2005-2078
更新履歴

  • [2007年05月23日]
      掲載

公表日2005/10/12
登録日2007/05/23
最終更新日2007/05/23