【活用ガイド】

JVNDB-2005-000827

EMC Legato NetWorker の database service の認証機構に脆弱性

概要

EMC Legato NetWorker には、ネットワークバックアップなどに用いる情報を管理するデータベース機能が備わっており、データベースへのアクセスではトークンを用いた認証が行なわれています。

この認証機能に脆弱性が存在することが発見されました。遠隔の第三者が、改ざんされたトークンによりデータベースの管理者権限を取得する可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


DELL EMC (旧 EMC Corporation)
  • Legato NetWorker

想定される影響

遠隔の第三者により、NetWorker server の管理者権限で任意のコードを実行される可能性があります。NetWorker server が乗っ取られた場合、NetWorker client にも影響が及ぶ可能性があります。
対策

ベンダ情報

DELL EMC (旧 EMC Corporation)
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-0358
参考情報

  1. JVN : JVNVU#407641
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-0358
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#407641
  4. Secunia Advisory : SA16464
  5. SecurityFocus : 14582
  6. ISS X-Force Database : 21892
  7. SecurityTracker : 1014713
  8. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 18801
更新履歴

  • [2008年11月21日]
      掲載