【活用ガイド】

JVNDB-2005-000755

IBM AIX の getShell および getCommand コマンドにおけるディレクトリトラバーサルの脆弱性

概要

IBM AIX の WebSM に含まれる getShell および getCommand コマンドには、引数のファイル名の妥当性が適切にチェックされないため、ディレクトリトラバーサルの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.6 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM AIX 5.3 

想定される影響

本来アクセスすることのできないディレクトリ内部のファイルの存在を特定される、あるいは、読み取り権限のないシェルスクリプトファイルの情報を取得され、その情報を更なる攻撃に利用される可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
  • IBM Japan : Top Page (2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした)
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-0133
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-0133
  2. SecurityFocus : 16103
  3. SecurityFocus : 16102
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載