【活用ガイド】

JVNDB-2005-000750

Cisco 製品の IP ACL 機能における認証を回避される脆弱性

概要

複数の Cisco 製品が実装する IP ACL 機能では、デバイスが ACL をダウンロードする際、ACL 名を RAS/NAS による認証のためのユーザ名およびパスワード (ユーザ名と同一) として利用しているため、ACL 名が既知である場合に、ACL 名を利用して不正に認証を通過することが可能となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 12.3 
  • Cisco PIX Firewall 6.3  
  • Cisco PIX/ASA 7.0  

想定される影響

ネットワークに不正にアクセスされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
  • Cisco Field Notice : 68484
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-4499
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-4499
  2. Secunia Advisory : SA18141
  3. SecurityFocus : 16025
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載