【活用ガイド】

JVNDB-2005-000711

Microsoft Internet Explorer における JavaScript による情報漏洩の脆弱性

概要

Microsoft Internet Explorer には、@import を使用して異なるドメインの Web コンテンツを読み込んだ際に、スタイルシートの書式でない Web コンテンツの内容が CSS として解釈されてしまうため、JavaScript により Web コンテンツの内容を読み出される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer 5.01
  • Microsoft Internet Explorer 6
  • Microsoft Internet Explorer 6 for Windows XP
  • Microsoft Internet Explorer 6 for Windows XP Professional x64 Edition
  • Microsoft Internet Explorer 6 for Windows Server 2003
  • Microsoft Internet Explorer 6 for Windows Server 2003 for Itanium-based Systems
  • Microsoft Internet Explorer 6 for Windows Server 2003 x64 Edition

想定される影響

任意の Web コンテンツの内容を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS06-021
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS06-021
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-4089
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-4089
  2. Secunia Advisory : SA17564
  3. SecurityFocus : 15660
  4. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2006-2319
  5. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2005-2804
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載