【活用ガイド】

JVNDB-2005-000709

Cisco IOS HTTP Server における任意のコマンドを挿入されるの脆弱性

概要

Cisco IOS に含まれる HTTP Server には、show buffers コマンドなどによりメモリダンプ結果を動的に生成した Web ページを表示する際に、出力結果のサニタイズ処理が適切に行われていないため、任意のコマンドを挿入される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 12.0 
  • Cisco IOS 12.1 
  • Cisco IOS 12.2 
  • Cisco IOS 12.3 
  • Cisco IOS 12.4 
  • Cisco IOS 11.0 
  • Cisco IOS 11.1 
  • Cisco IOS 11.2 
  • Cisco IOS 11.3 

想定される影響

任意のコマンドを実行され、結果として管理者権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-3921
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-3921
  2. Secunia Advisory : SA17780
  3. SecurityFocus : 15602
  4. SecurityFocus : 16291
  5. SecurityTracker : 1015275
  6. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2005-2657
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載