JVNDB-2005-000612
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IBM AIX の lscfg コマンドにおけるシンボリックリンク攻撃を受ける脆弱性
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本脆弱性情報は、同時期に公開された複数の脆弱性について、まとめて解説したものです。タイトル以外の他の脆弱性情報の内容が含まれていますので予めご了承ください。
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lscfg は、AIX においてシステム上のハードウェアに関する情報を表示するためのコマンドです。
IBM AIX には、lscfg コマンドにおいて、トレースファイルを開く際のメソッドの取り扱いに不備が存在するため、シンボリックリンク攻撃が可能となる問題が存在します。
ローカルの攻撃者に悪用された場合、例えば /etc/passwd ファイルなどの重要なシステムファイルが破壊され、認証サービスがサービス不能状態に陥るなどの影響を受ける可能性があります。
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CVSS v2 による深刻度 基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): 部分的
- 可用性への影響(A): なし
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IBM
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本脆弱性に伴う影響については、「概要」をご参照ください。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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IBM
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- その他(CWE-Other) [NVD評価]
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- CVE-2005-3289
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-3289
- NISCC Vulnerability Advisory : 20060214-00128
- Secunia Advisory : SA17202
- SecurityFocus : 15105
- FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2005-2096
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